もののふデビュー


先行で当たったので、高校の同級生(♂)とミーハーまるだしで行ってきました。新規〜現場のどこにいても〜

超上の席だったしちゃんとしたワンマンの女子ドルの現場が初めてだったということもあり観察するような感じで見てました。

当然ノリが違うのでとまどいながら僕たちはサイリウムをぶんぶん振っていたんですが、自分がいかにジャニーズに調教されてるかわかりましたね…(なんでもチャンチャチャンフゥー!やりたがる)
あとは、うちわという文化の素晴らしさに改めて気づきました。

女子ドルというかももくろさんはまだメンカラーがはっきりしてるので誰推しか分かりやすくていいんですが、うちわ等の感情をはっきり伝える術がないに等しい分コールや声援のアピールをするしかない。
曲聴かずにコールするのも少し頷けます。


女の子はやっぱり男の子アイドルに比べて消費期限が本当に短い。
花火のようなもの。売れて売れて輝いて光の中を駆け抜ける。
ももくろさんは今まさに駆け抜けている状況に置かれていると思うんです。(置かれてしまった、というのが正しいでしょうか)
実際に現場に行って、「消費されてる感」をすごく感じました。
大きな会場には、私含めいわゆるメディアで知ったにわかファンや面白がって来ただけの人もたくさんいた。
巨大な希望への旅がはじまっているんだけど、同時にものすごく大きな終わりへのカウントダウンを見ているようで公演中何度か無駄に切なくなりました。
だからこそ惹かれるというのもあるんだろうなぁ。

ジャニーズの場合は例え30を過ぎたとしてももっともっと大きくなれる、もっともっと面白いことが出来ると胸高鳴るんですが、これはもはや「女性」というものに対してのパブリックイメージ、ジェンダーイメージが原因なのかな。(女は綺麗でいなければいけないetc…)

などなど勝手にいろいろ考えてしまいましたが公演自体は楽しかったです。
れにちゃん推しの私ですが、ももかがかわいくてどこまでもアイドルで好きになりました。連れて帰りたい。
曲中でウインクしたり歌詞に合わせて茶目っ気たっぷりの手フリをしたり、でもガシガシ踊るところは強くて…あれ…これって…神ちぁん…??